廃食用油 | 桑名市で遺品整理・リサイクル品回収なら【コスモクリエイト】

回収できる廃食用油（植物性油）

菜種油、大豆油、コーン油、サンフラワー油、ひまわり油、綿実油、ごま油、オリーブ油、落花生油、米油、パーム油等

回収できない油

牛油、ラード、動物性油、機械油、エンジンオイル等

廃食用油の出し方

・保管容器に入れて、蓋をしっかり締める
・投入時に網等で、できるだけ残留物等を取除く
・廃油は冷ましてから保管容器に入れる
・雨水など水分が混入しないように注意する
・動物性油との混合は避ける
・凝固剤等の混入は避ける
・回収会場までご持参下さい
・定期回収訪問可能（店舗・事業所）
・回収容器設置可能（店舗・事業所）

廃食用油を廃棄物としてではなく、再生資源として有効利用します

資源有効利用法の施行により、資源の再利用が注目されてます。今まで、廃棄物として廃棄されていた食用油もそのひとつです。使い終わった食用油は台所から下水に流すことは禁止されていて、凝固剤等を使って固めた後指定ごみとして、廃棄されています。こうした廃棄物の総量を削減する意味でも、資源として再利用することは、循環型社会の構築に向けても有効な手段かと思われます。資源として廃棄物を再利用することで、循環型社会構築を目指し、二酸化炭素の排出量を削減し、地球温暖化の防止へと繋がってゆきます。

【資源有効利用促進法】
循環型社会形成のために必要な3R（リデュース・リユース・リサイクル）の取り組みを総合的に推進するための法律です。わが国が持続的に発展していくためには、環境・資源制約が大きな課題となっており、今までの大量生産・大量消費・大量廃棄型の経済システムから循環型経済システムに移行していかなくてはなりません。

【循環型社会形成推進法】
循環型社会を構築するにあたっての国民・事業者・市町村・政府の役割が規定された法律です。事業者・国民の「排出者責任」の明確化、生産者の「拡大生産者責任」の一般原則を確立しています。
処理優先順位：発生抑制＞再使用＞再生利用＞熱回収＞適正処分

廃食用油の再利用を推進いたします！

地球温暖化防止と環境にやさしい資源循環型社会の構築を目指して、ご家庭・飲食店・事業所等から出る廃食用油（使用済みのてんぷら油等）の回収を行います。
現在、廃食用油を回収して再利用する事業では、各地の自治体等と民間とのコラボレーションにより、バイオエタノール・バイオディーゼル燃料・石鹸・洗剤・キャンドル等の製造が行われています。地域産業の創造及び雇用促進にも繋がる事業展開として注目されています。使用後の廃食用油はリサイクルしましょう！

精製方法

メチルエステル化などの化学処理を施して原料油脂からグリセリンを取除くことで、油脂を脂肪酸メチルエステル等の軽油に近い物性に変換したものがディーゼル自動車用燃料として使用されます。
そして、油脂にメタノールと触媒を加えてエステル交換反応を起こし、これに酸を加えて中和させたうえで、脂肪酸メチルエステルを水洗処理して触媒を取除き、さらに蒸留処理をすることでメタノールを除去したものが、バイオディーゼル燃料（BDF)となります。

BDF精製行程

1. 廃食用油収集
2. 一時濾過
3. ドラム缶保管
4. 反応槽でメチルエステル化　メタノールでNaOHを溶解　反応槽へ添加
5. グリセリン分解
6. 温水洗浄
7. 洗浄水分離
8. 加温脱水
9. BDF分離
10. 二次濾過
11. 製品完成

地球温暖化の防止

化石燃料（石油等）を燃焼することによって発生する二酸化炭素を無くすことで温室効果ガスの削減になり、地球温暖化防止に大いに役立ちます。

環境にやさしい低公害燃料

軽油に比べて自動車排ガス排出量が大幅に減少し、酸性雨の原因となる硫黄酸化物もほとんど発生しない低公害燃料です。

循環型社会の形成促進

廃食用油の回収の輪を広めることで、資源循環社会の構築に寄与します。

使用事例

・京都市：ごみ回収車・市営バス等にBDFを使用
・愛知・東栄町：2004年から町内で発生した廃食用油から作ったBDFを公用車に使用
・近江鉄道バス・京都市交通局・東京都交通局・十勝バス・阪急バス：BDF使用
・瀬戸市資源リサイクルセンター：回収　石鹸製造
・半田市環境センター：石鹸製造
・春日井市環境部：回収　石鹸・BDF製造
・稲沢市環境センター：回収　BDF製造
・大府市環境課：石鹸製造
・尾張旭市生活学校：回収　石鹸製造
・師勝町婦人会：回収　石鹸製造
・西春町生活環境美化：回収　石鹸製造
・美和町女性の会：回収　石鹸製造
・田原市役所：回収　BDF製造
・東郷町環境課：回収　石鹸製造
・一色町：回収・BDF製造

回収廃食用油について