処分のタイミングは?
大切なご家族が亡くなり、葬儀などをすませたあとにやるべきことが遺品整理です。
遺品整理は亡くなった方が生前使用していたものをすべて集め、必要なものは残していらないものは処分をすることです。
この必要な物といらないものをわける作業は、亡くなった方の持ち物が多ければ多いほど整理が大変になります。
どうすれば整理できるのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。
また、整理するための時間もほとんどとることができずにそのままになってしまう可能性もあります。
どういうタイミングで遺品整理をおこなったらいいのでしょうか。
そこで今回は遺品整理時期について、最適なタイミングや遺品整理のポイントについてくわしくご説明します。
遺品整理時期はいつでもいい
遺品整理時期っていつなのか分からないという方も多いでしょう。
しかし実際のところ遺品整理をおこなうのはいつでもいいとされています。
なぜ遺品整理時期はいつでもいいのでしょうか。
決まりはない
遺品整理のタイミングには決まった時期はありません。
ご家族が亡くなられた直後の場合、葬儀などの法事による手続きで時間がない方がほとんどだと思われます。
そうなると遺品整理をするための時間がとれません。
そのため遺品整理の時期というのは決まっておらず、法事など手続きが落ち着いたころに始めても問題ないとされています。
気持ちの整理がついたときで大丈夫
ご家族が亡くなられた直後だと、多くの方は気持ちの整理がついていないと思います。
とくに亡くなられた方と親しい関係だった遺族には、とてもつらい時期でしょう。
その状態で整理を始めるのは、遺族の方の精神的にも負担となってしまいます。
亡くなられた方への想いにある程度整理がついた段階で、遺品整理をおこなっても大丈夫です。
遺族が全員集まったとき
遺品のなかには指輪やネックレスといった高級品が含まれていることがあります。
また、お金としての価値はなくても思い出として大きい遺品があるかもしれません。
そのようなものは大きな財産になる可能性があります。
しかし遺族全員で遺品整理をしないと、どれが大切なのか分からないことがあります。
なるべく遺族が集まっているタイミングか、遺族全員が参加できる時期に遺品整理をおこないましょう。
場合によっては、第三者に立ち合ってもらうことも考えておくといいかもしれません。