遺品整理の時期について
では、遺品整理の時期について学びます。
いつするのがいいのかだけでなく、注意点についても理解しておきましょう。
遺品整理はいつするのがいい?
遺品整理のタイミングは、絶対にこの時期でなければダメというものはありません。
まずは、自分を取り巻く状況を考えてみて、いつのタイミングがいいか決めましょう。
ただし、いくつかのポイントがあるので参考にしてください。
▶︎亡くなった後でできるだけ早めに行う
▶︎遺品整理を行う意志が強いときに行う
▶︎相続の手続きの前に行う
遺品整理は、準備から実行までに時間が必要です。
いずれにしても、早めに考えて損はありません。
相続税についても理解しておこう
遺品整理をしていると、資産価値があるものが出てくる場合があります。
中でも、現金・預貯金・有権証券は相続の対象となり、相続税が発生する可能性があるので注意してください。
相続人が複数存在する場合は、勝手に特定の個人のものにすることはできません。
親族同士のトラブルを避けるためにも、相続税の対象になりそうな遺品がありそうな場合は、速やかに遺品整理を進めてください。
形見分けの時期はいつがいい?
形見分けについては、49日法要を済ませてから行うなど、宗教や地域によって慣習があるものです。
まずは、地域の慣習を調べてみてください。
しかし、近年では慣習に添わずに形見分けを行うケースも増えています。
法要などで親族が集まったときに合わせて、形見分けをすると効率よく行うことができておすすめです。
遺品整理にかんするそのほかのこと
遺品として残すのは最低限のものに決めてください。
故人が大切にしていたものや、思い出のものがたくさんあるのもわかりますが、多くを残しても仕方がありません。
遺品として残さないものにかんしては、今までの役割をねぎらい、速やかに処分してください。
遺品整理にかんする注意点
遺品整理は、最初に計画を立てて忠実に進めていくことをおすすめします。
しかし、途中で何らかの事情により作業を中断する必要が出てくることもあるでしょう。
予定から遅れ始めたときには、速やかに計画を見直してください。