廃食用油を出す前に気をつけるべき注意事項について
今回は、廃食用油を出す前に気をつけるべき注意点と保管方法についてご紹介いたします。
以下のことを守るようにしましょう。皆様がちょっとの工夫をするだけで、環境をよくする大きな一歩につながります。
・天かすやゴミを網やザルなどで取り除いてから、容器に入れるようにして下さい。
・水分や異物が入らないよう、気をつけて保管するようにして下さい。
・凝固剤(固めるテンプルなど)は入れないようにして下さい。
廃食用油は戦後間もない食糧難の時代より回収が行われており、用途も幅広く、「リサイクルの優等生」とも言われています。
かつては全国に数百あった廃油回収業者も、
プラザ合意(円高)やバブル崩壊を境に事業環境が急速に悪化し専業者が少なくなり、
リサイクルシステム崩壊の危機を迎えました。
しかし今では、全国各地で回収業者が結集し、
国の理解を得ながらリサイクルシステムを維持することができるようになってきました。
全国の廃食用油回収業者は、廃棄物処理法等の遵守や、
自主ガイドラインの制定・遵守、関連業界とのコミュニケーションにより、現在多くのお客様からの信頼を得ています。
廃食用油の保管方法について
フライヤーや天ぷら鍋などにある廃食用油を、ある程度冷めるまで(40℃程度)しばらく待ちます。
廃油内にある天かすなどのゴミを、網やザルなどで取り除きます。
回収容器にあけます。この時、オリや水分など入れないよう充分に気をつけるようにしてください。
また、大変すべりやすくなっていますので、こぼさないように慎重に容器に移し替えてください。
※ 凝固剤(固めるテンプル等)は入れないようにしてください。
※ 水分や異物が入らないよう、十分ご注意下さい。場合によっては回収・リサイクルをお断りする場合がございます。